柴犬の噛み癖はきちんとしつけることが大切!

日本犬の代表の「柴犬」は、古くから猟犬や番犬として人々に密接に関わってきました。その猟犬だった頃の本能からか、飼い主への忠誠心が強く、怪しい人物が近づいて来ると吠えて飼い主に知らせる番犬の性質を持っています。また、柴犬は賢く物事を理解する頭脳を持っているため、相手が自分や飼い主に危害を加えそうでなければ、噛みつくなどの危害を加えることはないでしょう。しかし、柴犬の「噛み癖」に悩まされている飼い主が多いのも事実です。当記事では、柴犬の噛み癖のしつけ方をご紹介します。

1.柴犬が噛むのはどんな時?

柴犬が噛むのには、じゃれあいの意味での甘噛みをする場合と警戒心の強さで噛む場合の2つのケースがあります。甘噛みには、兄弟喧嘩のように相手へのじゃれあいの意味であったり、相手の反応をうかがうために甘噛みをするなどの理由が挙げられます。柴犬の親犬は、子犬の甘噛みをしつける時に毅然とした態度で叱ります。また、兄弟喧嘩をしていく中でも相手に噛んだり噛まれたりして、「噛むことはいけないこと」と学習するのです。柴犬を飼う際には、親犬や兄弟犬から充分に社会性を学ぶ前に子犬を迎え入れることが多いため、飼い主がきちんとしつけることが大切です。

2.柴犬の噛み癖のしつけ方

柴犬の噛み癖は、子犬の頃にしつけられなかった場合はそのまま成犬になっても続きます。大人になれば落ち着いてなくなることは稀。さらに、子犬期よりも成犬へのしつけの方がより難しくなることをあらかじめ知っておきましょう。

柴犬の甘噛みのしつけ方

柴犬にとって物を噛むという行為は、人間が言葉を話すのと同じくらい当たり前の行為です。しかし、リーダーである飼い主や他人に噛みつくことは絶対に許されません。しつけのポイントは毅然とした態度で教えてあげることです。体罰はあまり効果がなく逆効果となってしまうこともあるため、あまりおすすめしません。甘噛みの噛み癖のしつけには、下記のような方法があります。

  • 1.マズルコントロール
    柴犬が飼い主の手を噛んだら、すかさず口の先を握って噛めない体勢にします。この時、同時に「ダメ!」や「NO!」といった短い禁止の言葉を伝えると効果的です。しつけの際は、毎回同じ言葉を使うのもポイントです。
  • 2.噛んだら一喝する
    上記と同様に、噛みついたらわかりやすい言葉を用いて一喝してください。

どちらの方法も、噛むのをやめた時は思いっきり柴犬を褒めてあげてください。これを繰り返し行うことで噛むのはいけないことだと学習し、噛み癖は徐々になくなっていきます。

柴犬の警戒心から噛む「噛み癖」のしつけ方

柴犬が警戒心から噛んでしまう噛み癖がついてしまうのは、人や周りの環境に慣れていないことが考えられます。一般的に警戒心が強いと言われる柴犬ですが、子犬の頃から普通に飼い主家族と暮らしていれば、特別な噛み癖がつくようなことはありません。柴犬特有の警戒心を解くためにも、近所の人や友達など、飼い主以外のなるべく多くの人に触ってもらい、人間に対する警戒心を取り除くことが有効です。スキンシップを習慣づけておくことは、耳掃除や爪切りなど柴犬に必要なお手入れの時にも、あまり抵抗なくやらせてくれるようになります。また、成犬で噛み癖が治っていない子は、しつけ教室やドッグトレーナーにしつけを任せてみるのもひとつの方法です。

柴犬の噛み癖が成犬になってもひどい場合、放っておくと誰にも心を開かないような閉鎖的な性格になってしまうかもしれません。中型犬の柴犬に噛まれると、大きなケガをしてしまう可能性もあります。大切な愛犬を守るためにも、「噛み癖」に向き合って子犬の頃からしつけてあげましょう。