ポメラニアンの犬種図鑑

1.ポメラニアンの歴史

ポメラニアンの祖先はロシアなどのそり犬として著名なサモエドといわれています。
当時は牧畜犬や番犬として活躍していました。ポメラニアンの犬種名の由来はポーランド北西部からドイツ北東部に当たるポメラニア地方に関係していると思われる事に因んで付けられました。この当時のポメラニアンは現在のような小型犬ではありませんでしたが、後にイギリス王室に愛されて小型化され、上品な王室の犬というイメージの下で人気の犬種となりました。

2.ポメラニアンの特徴

ポメラニアンは体高が20cmで、体重が2~3kgの超小型犬に分類される犬種です。元々は使役犬として作出されましたが、現在では愛玩犬として人気があります。
ポメラニアンは、かつては高度成長期にはマルチーズやヨークシャテリアと並んで座敷犬御三家として爆発的な人気を得て、その人気は今でも脈々と続いています。

3.ポメラニアンの毛色

ポメラニアンは豊富な毛色が存在しています。ポメラニアンはJKCの規定によるとブラック、ブラウン、チョコレート、レッド、オレンジ、オレンジ・セーブル、クリーム、ウルフ・セーブル、ビーバー、ブルー、ホワイト、パーティ・カラー、ブラック・タンなどの毛色があります。オレンジがポメラニアンの毛質を最も美しく魅せるといわれています。

4.ポメラニアンの性格

ポメラニアンは友好的で活発な性格で、飼い主と共にいる事を喜び、仲間意識も旺盛です。
ポメラニアンは、飼い主に強く依存し、環境の変化にも敏感な為に新しい外的刺激が苦手な傾向にあり、見知らぬ人や他の犬に対しては警戒心を抱き、距離を置いて接する事もあります。
いつもコロコロとよく動くポメラニアンは一時でもじっとしていない活動的な犬種で、好奇心が強く、遊ぶ事が大好きです。一方で、ポメラニアンは警戒心が強いため、見知らぬ人や他の犬には吠え立てる事があります。そのため番犬としても優秀な犬種です。

5.ポメラニアンの飼い方

ポメラニアンはとても行動的な犬種で、遊ぶことが大好きです。定期的な散歩や室内で一緒に遊んであげることで、適度な運動量を保つことが重要です。一方で、膝の脱臼や骨折などが多い犬種であるため、滑りやすい床がある場合は要注意です。マット等を敷いて床を滑りにくくすることで、怪我が起こることを防いであげましょう。

6.ポメラニアンを育てるブリーダーの努力

ポメラニアンはとても活動性の高い犬種であるものの骨が細く骨折しやすいため、ブリーダーは、障害物などがなるべく少ない安全な環境で育ててあげることに留意しています。また、ポメラニアンは警戒心が強い子も多いことから、安心して暮らせるような環境をつくることをブリーダーは心がけています。