柴犬の犬種図鑑

1.柴犬の歴史

日本犬で最も小さく、人気の柴犬は遺伝的には古くから血を受け継ぐ現存する古代犬種の1つで、縄文時代から人間と狩猟と生活を共にしてきた狩猟犬です。柴犬は山岳地帯で小動物や鳥類を狩猟する為の狩猟犬として長らく活躍してきた日本の土着犬です。その歴史は日本最古で、狼にシャーペイやパセンジーの次に近い犬種といわれています。柴犬は日本の歴史を日本人と共に生活してきた犬種です。

2.柴犬の特徴

柴犬は日本犬の中で最も古く、最も小さく、最も人気のある犬種です。日本の天然記念物に指定されている犬種です。柴犬は元々厳しい環境の山岳地帯で活躍してきた犬種なので、他の犬種に比べると暑い環境にも寒い環境にも強い犬種です。

3.柴犬の毛色

柴犬の毛色は、JKCの規定によるとレッド、黒褐色、胡麻、黒胡麻、赤胡麻で全ての毛色は裏白でなければならないとされています。レッドの毛色は、柴犬の約8割を占める代表的な毛色です。柴犬としてイメージする毛色で、一番ポピュラーな毛色です。

4.柴犬の性格

柴犬は、1人の飼い主に忠誠を尽くすワンマンドッグの習性があるので、あまり見知らぬ人に馴れ馴れしくする事はありません。警戒心が強く、縄張り意識の高い犬種なので、優秀な番犬となります。柴犬は無駄吠えが多い犬種ですが、それよりも問題となるのが噛み癖です。柴犬は、基本的に飼い主以外の人間には心を許す犬種ではないので、飼い主以外の人が遊ぶ時は注意が必要です。

5.柴犬の飼い方

柴犬は他の小型犬種とは違い、暑さにも寒さにも強いので室外でも室内でも飼育できる犬種ですが、理想的には室外と室内で時間を分けて生活させます。柴犬は元狩猟犬なので、運動量は豊富です。柴犬はしっかりと運動をさせないとストレスを溜め易いので、しっかりと運動をさせる必要があります。

6.柴犬の気をつけたい病気

柴犬で気をつけたい病気は、アレルギー性皮膚疾患、膝蓋骨脱臼などがあります。柴犬ではあれすぎー性皮膚疾患が特に多い傾向にあります。かなり重篤な皮膚症状を呈する柴犬もしばしば見かけるため、食餌管理や皮膚のケアなどをしてあげる必要があります。

7.柴犬を育てるブリーダーの努力

柴犬は一部のブリーダーの尽力によって、最近人気となっている豆柴が作出されていますが、犬種として豆柴という犬は存在せずに柴犬の亜種として存在しています。警戒心の強い犬種ではあるものの、愛情をもって育てることでとても性格の良い犬に育つため、ブリーダーは日々愛情を注ぎながら柴犬を飼育しています。