犬舎見学をし、いざ家族として迎え入れる子犬を決めた後からは子犬が来てもびっくりしない、トラブルが起きても直ぐに対応できる準備をしましょう。子犬が来てからはなかなか見学時には見えていない色々な問題や飼い主がすべきことに気付いても対処できないものです。
子犬を迎えいれる心構えと勉強
最低限、その子犬の犬種の特徴を勉強しましょう。こんな犬種だと思っていなかった。ではもう遅いのです。一つの大切な命を責任を持って育てるためにも、事前にどういった特徴を持った子がくるかということを勉強しましょう。また、犬を飼うと言う事は一人家族が増えるも同然、衣食住をともにするわけですからお金がかかります。食事代以外にもワクチン代やトリミング代がかかります。犬種によってもトリミング代が異なるようです。トリミングはうちの子は必要ない。と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、定期的にどの犬種も必要です。爪きり・耳掃除・シャンプーをプロに任せることで同時に皮膚チェック・耳の病気などの早期発見にもつながります。
必要な用品を揃える
なくてはならない用品はまずケージ・ドッグフード・食器・給水器・トイレ・キャリー・ペットシーツ・ブラシ・タオル。タオルは兄弟や親の匂いがついたタオルを子犬と一緒につけてもらうのが一番です。今までいた環境の匂いがすると子犬も安心できるのです。トイレはペットシーツの上に100円ショップに売っているすのこで代用も可能です。ペットシーツは子犬販売をしていたブリーダーさんのところで排出物がついたシーツももらってくるとトイレの認識が出来るようになるのです。キャリーは子犬を迎えいれる時にも持参するのが一般的です。安全のためにも、きちんとしたキャリーを準備してあげて下さい。また、病院での待合にもキャリーに入れておけば他の犬に接触することが出来ないので安心です。
子犬が危険な目にあわないように環境を整える
子犬を迎えいれるにあたって子犬が口にしてはいけないものがないかよくチェックしましょう。電気コードやナイロンなど要注意です。子犬は思わない事をやってくれますから。歯の生え変わりの時期は歯がかゆいのか何でも噛む時期です。あってはいけない事ですが、もしもの為にお家の近くで主治医を決めておきましょう。かかりつけの獣医さんを決めておくことでデーターが残り獣医さんもその子がどんな子なのかが分かり次回のときも楽に診察してもらえるのです。